最近娘が少女漫画を買って読んでいます

娘がお小遣いで少女マンガを買って読むようになりました。

中学生くらいの女の子が初恋でドキドキするような、恋に恋するお年頃的な漫画を「ぐふふ…」って言いながら読んでいます。

ぼくは「目に入れてもいたくない」みたいな感覚がいまいちピンとこなくて、早く彼氏作って青春を謳歌してくれたらなーと思ってるので良い傾向だなぁと思っています。

一方で20代の4割はデートしたことがないって統計を先日ラジオで聴きました。

これだけ面白いものが世の中に溢れてたらそりゃそうだわなって思いますし、身の回りのあらゆるコンテンツが「若者よ、恋愛しろ!」って訴えてたぼくらが10代20代の頃より気楽でいいなって気もしてます。

おそらくこのニュースを聞いてびっくりしてるのはぼくらの世代くらいなんじゃないでしょうか。ぼくらの親世代だと「慎ましくて良き」とか思ってそうですし。

ぼくの浅い知識でいうと、日本が恋愛至上主義社会に突入したのは東京ディズニーランドができたことがきっかけだったと理解してます。「TDLでデートがオシャレ」と雑誌がもてはやし、全国に広まっていく過程で「でもTDLは地元にないのでとにかくデートがオシャレ」になってったって感じです。

でも、今は友達や家族で行ったり一人でパレードを見たりとTDLは誰にでも門戸を開いてますよね。

そろそろマスクつけ始めて3年ですから、中学高校時代の同級生の素顔をほぼ見ずに卒業…とかになってきてて、なんかもう恋愛どころではないかもしれませんね。

ぼくはほとんどテレビ見ないんですが、テレビドラマで恋愛してる年齢層も上がってるなーっていうか、アラサーくらいが主人公な作品が多い気がします。

昔はもっと学園ドラマ多くなかったですか?

J-POPは最近は何を歌っているのでしょう?

昔ほど恋愛の歌ばっかりじゃなくて、夢や希望や自己実現を歌ってる作品が増えたような気がしているのは、ぼくが恋愛市場から撤退してしまったからでしょうか?

すみません、何の統計も見ずにぼくの印象だけでここまで書いてしまいました。

でも調べたら面白いような気がするので「こんな数値があるよ!」という情報をお持ちの方はご一報ください。

現実で一般人に擬態しているぼくは、職場で若い女性陣にも気持ち悪がられたくなくて「素敵な人だな」って思ってもらえるよう身なりや立ち振る舞いを気をつけています。

「あわよくば良い関係に…」とかって気持ちはなくて、お互いにストレスなく仕事したいなって思うんですよね。

しかし、90年代に10代だった身からすると、「素敵な人」の「人」は「男性」と書いて「ひと」と読むみたいなものが刷り込まれてしまっている気がします。

でも今って、性別関係なく「人」でしょ!みたいな風潮で、従来のぼくみたいな考え方が滲み出てしまうと逆に気持ち悪いおっさんになりかねないなー、なんて思えて、気をつけないといけないなと思っています。

そーやってみると、娘が読んでる恋愛漫画で描かれてる世界って、ぼくが読んでた剣と魔法の世界を冒険する勇者の物語と同じファンタジーモノになってくかもしれません。

魔法が使えると思い込んでることと、運命の恋愛があると思い込んでることはどちらも夢がありますよね。