子どもがあまりにSwitchやYouTubeばかりにのめり込むので、昨年の正月に人生ゲームを買いました。
購入時には深く考えてなかったのですが、よく考えたら「そりゃそうか」といった具合に「一緒にやろう」と声をかけられまくります。
「こちとら絵を描く時間がなくて苦しんでるのに!」とか去年は思っていたのですが、カウンセイリングにかかったりマインドフルネス瞑想をしたことが効果を発揮したのか、今年の正月は割と付き合うことができました。
ラジオをぼんやり聴きながら子どもと人生ゲームをやってると、就職して、結婚して、家を建てたり怪我をしたり、昇進したり家が燃えたり、リタイアして火星に行ってみたりと波瀾万丈な一生を1時間くらいで駆け抜けて、「もう一回やろう」と言われて第2の人生を送って別の職業についてみたり、そんなことを繰り返しているうちにルーレットがメリーゴーラウンドに思えてきて、自分にも「こんな人生もあったのかな?」「あんな人生もありだったかも?」なんて考えてしまいます。
子どもにとっては、これからの人生に思いを馳せるゲームだったりするのでしょうかねぇ。
そーいえば自分にも、ファミコンの人生ゲームをずいぶんやった記憶がありますが、弟に勝ちたいって気持ちしかなかったなぁ。
自分はファミコンでやってたくせに、親になって子どもがSwitchやYouTubeばっかりやってるからとアナログ版を買ってくる、これもまた人生ですね。