『お隣の天使にいつの間にかダメ人間にされていた件』にダメ人間にされつつあるぼく

このブログをするようになって、学生だった頃のようにアニメを見るようになった中で、オーイシマサヨシさんの曲っていいなぁって思うようになったんですよ。

で、新曲のお知らせを目にして、聞いてみるとこれぼくの敬愛する及川ミッチーさんのようなややファンクなラブソングで「今度はなんてアニメの主題歌なんだろう?」って調べると『お隣の天使にいつの間にかダメ人間にされていた件』という今どきのタイトルが既にあらすじを語ってくれてる感じの作品でした。

このテのものは、ぼくらの世代だと『このまま君だけを奪い去りたい』とか『俺の体の筋肉はどれをとっても機械だぜ』とかそんなものだったよなー、とか思いながら、プライムビデオで見ることができたので再生してみたわけです。

otonarino-tenshisama.jp

そしたらもぉ、こちらがダメ人間にされかける甘ーい物語だったってのが今日のお話の主題です。

1人暮らしの高校1年生の主人公、藤宮周くんが通う高校には「天使様」と周りに呼ばれている高嶺の花の美少女・椎名真昼ちゃんて子がいて、ある雨の日、公園でずぶ濡れになりながら泣いている真昼ちゃんを見かけた周くんが自分の傘を、となりのトトロのカンタよろしく押し付けるんですね。

そのせいで風邪をひいてしまった周くんでしたが、負い目を感じた真昼ちゃんがお見舞いに来てくれて、散らかった家でテキトーな食事をしている周くんを見かねてご飯を持ってきてくれたり掃除をしてくれたり世話を焼き始める…っていうお話なんですよ。

あ、ちなみに真昼ちゃんはたまたま「お隣さん」だったんですね。

なんなんでしょうね、この、一回男子高校生を経験したことがある身としては理想郷すぎる物語!

そして物語は6話現在で既に数ヶ月経っていて、真昼ちゃんは完全に通い妻化しているというのに2人の仲は全く進展しておらず、その草食っぷりにこちらは癒されるというかなんというか。

そーなんですよね、変化が激しいくせに閉塞感のある社会を生きていると、こーいう怒涛の展開も、誰かのピンチも、悲しい別れもない物語が良かったりするんですよね。

というわけで、最新話が公開されるたびについつい見てしまっています。

ぼくが描くと、なぜかあざとい感じになるな…。