絵を見るにも語彙力があったほうがいい

美術館に行くのが好きです。

ここ2、3年はスポ少やら緊急事態宣言やらで思うように行けなかったのですが、次第に行けるようになってきたな、と思います。

ぼくも次第にいいおっさんになってきたわけですが、歳をとる楽しみに、今まで「なんかすごい」という感想しか抱けなかった美術作品が言語化できるようになることで、今までと見え方が違ってくるってのがあるなと感じています。

何がどうすごいと自分が感じているのか、自分に説明できるようになると、今までとは比べられないくらいの感動が押し寄せてきます。

相変わらずコミュ障はコミュ障で、ラリーのような会話はさっぱりなのですが、美術館でゆっくりと作品と向き合いながら自分の中で脳内会議を開くだけなら緊張することもなく言葉を紡ぐことができます。

これが本当に楽しい。

自分が感じた感動を言語化するためには、やっぱり言葉の引き出しが多い方がよくって、そういった言葉をストックするためにも、本はたくさん読んでたほうがいいなと美術館で作品と向き合いながら改めて思ったりしました。