先日、スーパーに買い物に行ったときに、弁当とワンカップを抱えて出てきたおじさんとすれ違いました。
そのおじさんは、お店から出るや否や、ワンカップを開けてグビっと煽りました。
それを見て「なんだか良い人生だな」って思ってしまいました。
ちびちび飲みながら家路につき、買って帰った弁当を食べながら野球とか見るのかな?とか思いました。
もちろん、そのおじさんの詳しいことは何も知りません。
ひょっとしたら、ものすごい悩みを抱えていたり、とんでもない事件が起きてる最中かもしれません。
でもなんか、ぼくにはそのおじさんが楽しそうに見えたのです。
本人が楽しくて、他の人の迷惑にならなければ、他の人から見たらしょーもないことでも、なんでも価値あることなんじゃないか。
仕事も、お絵描きも、ゲームも、なんでも楽しく取り組めたら、全て等価値なんじゃないか。
そんなふうに、全てを遊びのように捉えられたら、とても生きるのが楽になるんじゃないか?
弁当を小脇に抱え、ワンカップを飲みながらフラフラ歩いてるおっさんを見て、ふいにそんことを思ったのでした。