若者がシャツを入れ始めた

ぼくがちょうど思春期に突入しかけた頃、シャツの裾をパンツから出すのが流行り始めたように記憶しています。

そして、パンツインしている姿は「おじさんくさい」「ダサい」と揶揄されていました。

そんな風潮を達観した上の世代の方から「今更シャツの裾を出したりできない」なんて話を聞いたこともあります。

今年くらいから、いよいよ地方のうちの周辺でもパンツインしたメンズを見かけるようになってきました。

かつて「今更できない」と言われてた方の気持ちが今ではよくわかります。

あんな若くてキラキラしたファッションを、ぼくみたいな歳でやって良いのかよくわからないのです。

ついに言われる側に足を踏み入れてきたかなぁ…と思います。

とはいえぼくも、服を見たりするのは好きなので、よく行くお店で店員さんに「あーチミチミ、私に似合う服を見繕ってくれたまえ」って聞いてみたりして、なるべく「ダサくないおじさん」でいたいなと思っています。