何でも大人になると見え方は変わりますね

土日祝日は上の子2人と妻がスポ少に行ってしまうので、3番目と2人で留守番してることが多いです。

公園に行ったりするのも寒くなってきたのでどうしようかなーと思ったときにふと「あ、ジブリ映画でも借りてこようかな」と思いたち、本当はポニョとか見たかったのですが行ったGEOにはなくって代わりにもののけ姫を借りてきました。

ぼく、高校時代に映画館に見に行ったんですよね。

地元の同人誌即売会にブースで参加した後、一緒に本出したメンバーみんなで打ち上げのように行きました。徹夜明けのテンションで。

後ろに座ってたカップルがイチャイチャしていて、シシガミ様みて「気持ち悪いね❤︎」みたいな会話してたなー、なんてことを思い出したりしました。

金曜ロードショウで見るのととちがってDVDだとCMもないので映画館で見た時以来に没入して見ることができました。

今見ると、色々と見え方が違いますね。

ここはそーいうことだったのかーみたいな発見が多かったです。

ジブリといえば、実は『君たちはどう生きるか』も公開してすぐ見ました。

ネットでは随分賛否両論が別れてるなーって感じでしたが、ぼくとしてはずいぶんストンと腑に落ちる物語で、見終わった後の満足感はかなり高かったです。

このことについて、昔から仲のいい地元の友人と話をしたところ「物語の大筋だけを追っていけば単純な話なのだけど、それぞれのシーンごとに起きる出来事の意味を深く考えるとわけがわからなくなると思う」と言われ、なるほどその通りだなーと思った次第です。

例えばクリスマスにサンタがやって来る件について、いちいち「あのソリどうやって飛んでるんだ?」とか「どうしてサンタはそれぞれの子どもの好きなものを知ってるんだ?」とか「一晩で世界中の子に配れるのか?」とかそんなこと(ネタ以外で)気にしませんもんね。

というか、宮崎駿監督作品は、ナウシカからすでに主人公の視点でしか物語が語られないってのがお決まりでしたもんね。

ぼくがよく聴いてるラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」によると、主人公は宮崎駿本人、青鷺が鈴木敏夫、大叔父が高畑勲なのだそうです。

なるほどー。です。

そして、各シーンは宮崎駿監督が描きたい絵を描いているだけで、特に意味とかメッセージがあるとかではないようです。

そう考えるとやっぱり、素直に大筋だけを楽しめばいい映画なんだなーとおもいます。

なんか話が逸れてしまいましたが、それもいつも通りです。

ジブリの落書き初めてしたかも…