先日、実家近くの公民館に行く用事がありました。
そのとき、地域の歴史を振り返る展示をされていて、ぼくが小学校に入学する前の家の近くを撮影した写真を目にしたんですね。
そのとき、今まで経験したことのないような、込み上げてくるような懐かしさを感じました。
記憶に微かに残っている、小さかった自分が祖父母に手を引かれて散歩しているときに見た景色が脳裏に過って、その道は綺麗に舗装されていてもうこの世には存在してないし、祖父母も他界していますし、でもぼくの記憶にはちゃんと残ってて、郷愁というか、ジュブナイルというか。
「自分もこんなの感じるようになるとは…」と驚いてしまいました。
40年という時間の長さというか、意味というか、そんなことを考えてしまいました。
昔からお絵描きが大好きだったぼくは、やってることは変わらないままここまできたのでまったくの不意打ちをくらった感じがしてびっくりしたのでした。
これからさらに、棒に当たる犬くらいいろんなところでエンカウントするようになるんだろうなぁ。