なぜか反時計回り

いくつかある早朝の散歩コースのひとつに、近くの大きな公園を通るものがあります。

その公園は、外周にぐるっと遊歩道が設置されているため、いついってもランニングウェアをおしゃれに着こなした若い方や、お達者なご年配の方々がぐるぐると周遊しているのですが、なぜか皆さん示し合わせたように反時計回りになんです。

ぼくはその日の気分によって回る向きが違うため、時計回りの際は高速道路で逆走する高齢ドライバーみたいになるのですが、ぼくみたいな人に会うことは全くなくて「これは一体なんなんだろう?」と気になるほどでもなく思ってました。

でもこれ、よく考えたら子どもの頃に誰もが経験した運動会のリレーの向きですね。

きっとあの頃の記憶が細胞レベルで刷り込まれていて、どこかを周回する際、人は反時計回りになってしまうのかもしれません。

…と、ここまで書いて、日本で車を運転する方は右折するより左折する方が精神的負担が少ないので、自然に反時計回りを選んでしまうのかもしれないという説も浮上してきました。

日本中の公園を調査することで論文が書けるかもしれませんねこれ。

それとも、すでにあるかも?