昔の映画館のゆるい感じが懐かしい

最近サブスクで鬼太郎とゴジラの映画を観ました。

「映画は映画館で観てこそ!」と言うご意見は、ごもっとも!と思いながらも、上映当初「観に行きたいなぁ」と思いながら行く時間が取れなかった作品だったので、こんなに早くサブスクで観られて良い時代だなぁ、とも思ったりします。

でもやっぱ、映画館の「今日は特別な日」って感じもいいですよね。

0年代以降、ぼくが住んでる地方にもどんどこ進出してきたシネコンは、映画館というよりもはやアミューズメントパークみたいな印象なのですが、さらに前の、昔ながらの映画館というか、あーいうのもいいですよね。

学生時代に映像系の教授の授業で、シネコンのスクリーンはアメリカサイズなのでハリウッド映画が日本でも現地と同じサイズで見られるようになった!と熱く語られてたので「シネコンすごい」と思ってましたが、今となってはどっちもいいところがあるよなーとか思います。

ぼくが小学生の頃は、まだ入れ替え制じゃなかったので、うちの親なんかは東映アニメフェアなんかにぼくを連れてく時も、ふらっと映画館に行ってチケット買ってすぐ入って、上映中の作品を途中から見はじめて、一周観てから「ああこういう話だったのか」みたいな、そんな見方をさせてました。

ぼくも映画ってそんなもんだと思ってましたが、今考えると「ネタバレ!」って感じですよね。

でも、家にもまだビデオデッキもありませんでしたし、映像作品は見られる時に見られる部分だけ見る!って見方だったのかもしれませんね。

それくらいがおおらかで良かったのかもしれません。