先日ちょろりと「iPadでお絵かきを始めました」と書きました。
詳しくは以下の記事を読んでいただければと思うのですが、ぼくは以前一念発起して液タブを購入したことがあるものの、さっぱり使いこなせず、あまつさえ目と肩に激痛を覚え泣く泣く手放すというバッドエンドを迎えた黒歴史があったのです(ぼくは使わないものは手元に置かない主義です)。
それでも心のどこかで、今やどんどん主流となりつつあるモニターに直接描き込むお絵かきスタイルが気になっていて、横目でチラチラと様子を伺っていました。
また、iPadとApple Pencilは仕事でけっこう前から使っていました。
しかし、これも先日ブログに書いた通り、ぼくはiPadは完全仕事仕様にしていて、ぼくは紙の手帳は全く持たないくらい仕事の全てがここにあって、職場でうっかり操作ミスしてイラストやらブログ画面が出てこようものなら、しかもそれがプレゼンの最中だったりしたらと思うと軽く社会的に死ねるので、一切趣味系のアプリやアカウントはiPadには入れていなかったんです。
それが最近「やってみようかな?」って気持ちが芽生えてきて、ちょっと前からあれやこれや試してみてたんです。
その中でいちばんしっくりきたのがProcreateってアプリでした。
いちばんの決め手はインターフェイスでした。
ご覧ください。
キャンバスが広いんですね。
前述の、パソコンで液タブデビューしたときぼくを苦しめたものの1つが「狭さ」でした。
お絵かきソフト特有の、いろんなツールが出ててキャンバスが小さくなるのが、ぼくはどうにも苦手です。
「じゃあツール消せば?」と言われると、何せレイヤー切り替えるのすら煩わしいぼくですから、今度は欲しいツールまでのアクセスにストレスを感じるんです。
これは、アナログで絵を描く人間の性じゃないっすかね?
え?ぼくだけですか?
だったらすみませんです…。
話がそれましたが、Procreateはとにかくツールが端に寄ってくれてるので、絵を描く邪魔をしないんですよ。
それでいて、やりたいことへのアクセスがめっちゃいい、というかぼくの性に合ってる気がしました。
紙に筆で絵を描いてる時の、パレットから色を筆に乗せたり、バケツで洗って雑巾で毛先を整える動作に近い感覚でツールと絵を行き来できるんです。
使い勝手の良さって描き手によるんだと思いますが、いろんなアプリを試してみたところ、ぼくにとって今のところProcreateがダントツでした。
アプリは有料で1220円でした。
これが高いか安いかはそれぞれの感覚によると思いますが、新しい色鉛筆とスケッチブックを買うことを考えたらめっちゃお買い得です。
というか、日本画の物差しを持ち出すと、群青色10グラムとだいたい同じ値段でかるく泣きかけました。ぼくはなんてものに手を出してしまったんだろう…。
ともあれこれで、iPadとApple Pencilがスケッチブックと色鉛筆になってしまいました。
さっそくスケッチです。
完全にスケッチブック感覚です。
楽しい!
イラストも描いてみました。
描いてみて気が付いたんですが、板タブを介さないと、普段のクロッキー寄りのデフォルメ加減のイラストになっちゃうみたいです。
ぼくはイラストならではの、若干デッサン狂ってる感じというか、浮世絵みたいなポーズとか好きで、板タブでイラストを描く時、無意識にデッサン無視するスイッチが入ってたみたいなんです。
板タブならではの間接性から、様式化した絵を描いてしまう的な!(偉そう)
面白い発見でした。
まだ慣れないので、力んで描いてるだけかもしれません。
やっと色塗りできるようになってきました。
でも、塗りがすっかりアナログ風ですね(もともとアナログ寄りですが…)
そして、途中で番茶 (id:bancya)さんが教えてくださったのですが、このアプリ、勝手にタイムラプスを保存してくれてるんですね。
わー!りとさんもProcreate仲間だ!タイムラプスとか期待してしまったり…*1ワクワク
— 番茶🍵 (@bancyaaa) August 28, 2020
それはそうとこのジュリアさんは大変かわいい!!
つまり、プロクリエイトで描くたびに、ぼくがむかし作るだけつくって放置しているYouTubeチャンネルに掲載する動画も作れてしまうということです。やっべーこれ、YouTuberになれちゃう!?
というわけでどうぞ!
これは楽しくなってきました!
*1:o(´∀`)o