「今はこれが精一杯」が今のぼくの絵の「完成」

ちょっと前に、絵に完成はないって話を書いたんですが、完成はなくても限界はあるよなーってつくづく思うんですよ。

ずーっとネチネチ描き込んでると「もっとこうなれば良いんだけどなぁ〜」っていうモヤモヤとしたイメージはありつつ「でも具体的にどうしたら良いか分からん!」って時がやってくるんです。

そこが、今のぼくにとっての想像力と技術の限界なんだろうなって感じます。

この限界地を先延ばししたくて、練習したり本を読んだり良い作品を見たりして、そーいうものが何かの拍子に自分の中で化学変化を起こす日を天に祈る毎日です。

というわけで、最近いじっていたこちらのイラストは、まさに「今はこれが精一杯」でございます。

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ちょっとはよくなりましたかね?

昔はなんか、この限界点に来てしまうのが毎度辛くて辛くて仕方がなかったんですが、最近は以前ほどでもないなと感じています。

絵は楽しく描いて「人生楽しかったな」って思いながら死ねたらいいなと思うようになりました。

小中の時のような、ピュアな気持ちで描けたら最高です。

そして、なんかもぉ絵に限らず、楽しいものをたくさん並べて生活したいです。

部屋の片付けをするように、ぼくの人生っていう入れものに、楽しいことをひとつ増やしたら楽しくないことをひとつ処分してくような。

ぼくが持てるものの量なんて限られてますしね。

処分できないなら、楽しいものになるように加工したいです。

もし、楽しくないものを楽しいことに加工できないのなら、それは絵と同じように、そこに今のぼくの限界があるのかもしれないですね。

だったらこれまた絵と同じように、練習して本も読んで限界を先に伸ばして、ちょっとでも加工できるようにしていきたいなと、そんなことを最近思ってます。

仕事だって楽しくできるようにできたんだから、他のことだって時間をかければなんとかなると信じて、ネチネチ根気強くやっていきたいです。