今日はあまりに久しぶりすぎて「え?このブログそんなことやってたの!?」って思われそうな、ぼくが不定期で描いてブログにアップしている漫画『グランピレパ王国物語』の続きを読んでやってください。
こちらです。
グランピレパ王国物語005話
この漫画の前身となっている『グランピレパ物語』は一応こちらで網羅されているかと思います。
まー中華一番に対しての真・中華一番みたいなもんですね!
また忘れた頃に更新されるかもしれませんのでお気をつけください!
さて、今日は漫画繋がりで、久々に最近読んでおもしろかった漫画の話もついでにしようかと思います。
今思いついたのですが、漫画の続きを描くたびに最近読んだ漫画の感想を綴っても面白いかもしれませんね!
『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』
ネタバレにならない程度にあらすじを書きますと、ブラック企業に勤めて身も心もボロボロの社畜生活を送ってた主人公のアキラ君が、ある日いつものように死んだ目をして会社に行こうとするとパンデミックが起きて街中ゾンビだらけになってるって感じで始まる話なんですね。
で、完全に経済活動が停止してしまった世の中を見て「もう会社行かなくていいぜーやったー!」ってなる話なんです。
そしてアキラ君は「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というノートを認め、人間性を取り戻すために邁進するのでしたってお話です。
これ、痛烈な社会批判になってますよね。
ブラック企業はゾンビの蔓延した世界より苦しくて、すでに日本社会は地獄であったっていうね!
幸いなことに、ぼくは社畜というゾンビにならなくて済みましたが、うっかり感染しかけたこともありました。
「おれが新人のころは有給なんか取ったことない」
「子育ては嫁がするものだろ?」
「親はいなくても子は育つ」
「ビジネスライクに割り切って休日出勤してもらおう」
これすべて、今までぼくが実際に言われた言葉です。
しかし、コミュ力が低いことが幸いしたんだと思うんですが、これらの言葉の意味がわからなかったことが、ぼくにとって抗体の役割を果たしたんだろうなーって振り返ってみると思います。
ちょっと前にラジオで聞いたんですが、働き方改革やワークライフバランスが進まない理由に、わが国の中枢がこの件にピンときてないという現実があるのだそうです。
昔ながらの24時間戦える戦士じゃないと生き残れない場所らしく、なんでかというとそうやって戦っていないと選挙で勝てない構造になってるとのことでした。
もうなんというか、ゾン100の世界以上にウィルスが蔓延してますねこれは。
ぜひこの漫画を読んで楽しんでいただけるといいのではないかなー?なんて思いました。
3話まで試し読みできるので、未読で気になってきた方はぜひ!(ただし、基本的にゾンビパニックものなのでカジュアルにグロいです。)