心穏やかな日々

3月になりましたね。

ということで、ぼくが扉絵を描かせてもらっているポータルサイト「GAMEHA.COM」さんトコにお送りした新作をご覧ください。

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桜がよく咲きました。

ぼくは最近、とても穏やかな日々を送っています。

方々に「不謹慎で申しわけありません」と謝罪しなければならないのですが、まん防で子どものスポ少がずっと休みだからなんですよね。

だって、今まで水金の夜と土日祝の日中が全て溶けて無くなってたのが丸々時間があるんですよ。

積読していた本を読んだり、家の中の埃を被ったままの場所を掃除したり、溜まった雑務をこなしたり、ああ、なんか普通の生活を送ってる気がするなぁ、と噛み締めています。

日用品の買い物も、今まで夜に仕事やスポ少が終わってから行ってたのが、休日の昼間に行けるんですよ?そして、買い物ついでにちょっと休憩したりとか、スタバで一息とかできるんですよ!?すごい…凄すぎる…!

ほんと、不謹慎で申し訳ありません。

積読していた本の中に、イラストの技法書なんかもあります。

だいぶ前に「イラストの勉強って今までしたことなかったけど最近やってみたいと思ってる」みたいなことを描いたんですが、最近やっと始めることができました。

漫画やイラストの技法書って、今まであんまり読んだことがなかったんですが、ぼくが今まで買ってたアート系(特にファインアート)の本に比べて、より具体的なハウツーが描かれていて、とっても参考になりますね?

アート系の本って「プロはこうやって描いてますよ」みたいな本はあるんですが「ああしましょう」「こうしましょう」みたいな、より具体的な内容って今まであんまり読んだことなかったなーって思いました。

これはやっぱり、アートは師匠に弟子入りして、雑務をこなしながら目で盗むって文化なのに対して、漫画やイラストは、在野って言ったら失礼ですが、ぼくみたいに独学で上手くなりたいなーって層が厚いってことなのかもしれませんね。

ちょっとネットで調べても「あの方法は良くない、こうすべき!」みたいな一過言お持ちの有識者のお話などが出てきて、でもその内容は千差万別なのがまた面白いです。

絵の上達方法にはいろんなルートがあるんだなぁって思うと、自分はどのルートで行こうか?って悩んでワクワクします。

そんな本を読んでると、ぼくは今までアートって「上手い下手より個性が大事」と思ってたんですが、これは半分正解、半分不正解だったなーって思うようになってきました。

上手いこともまた個性のひとつだったな、と。

うん、言われてみれば当たり前のことでした。

なんだろう?上手くなれない自分の力のなさの言い訳だったかもしれませんね。

まん防が解除になったら、また自分の時間なんてほぼない生活に戻るんでしょうが、それでもちょっとずつちょっとずつ練習して、上手になれたら良いなって今は思ってます。

今、すごく「上手くなりたい熱」が高いです。