先日「40歳はまだ子どもだ」って本を読んで色々と考えたお話を書いたんですね。
確かにそうかもしれないけど、世間的には充分おじさんだよなーおれ。
とも、実は思ってるんです。
どう見ても、いくら見ても、鏡に映ってる自分の顔は、なかなかのおっさんです。
たまにパソコンでお絵描きしているときに、モニターにぼんやりと自分の顔が写って「こんな奴がこんな絵描いててごめんなさい」って世界中に謝りたくなることもあります。
とはいえ、じゃあ「10代20代に戻りたいか?」って聞かれたら、そんなに戻りたいとも思わないんですよね。
確かに若さは魅力ですが、
色々悩んでたし
足掻いてたし
視野狭かったし
その狭い視野の中で知った風な…つまり生意気だったし
そんな時分に戻りたいか?って言われたら、そうでもない。
それに比べると、今って
なんだかんだ知識もあるし
あの頃よりいろんなことが自分の意思でできるし
昔に比べると視野も広いし
まだどこも身体に故障も見られないし
ナイフみたいに尖ってた部分にも丸みが出てきたし
おかげでいい感じに肩の力を抜いて生きてるし
なのでやはり、おっさんもなかなか悪くないもんです。
先日仕事の勉強会で、これからのキャリアを考える機会があったんですね。
当然ぼくも、食いっぱぐれないように、そして周りに迷惑にならないように自己研鑽はしていくつもりではあるんですが、それ以上に大事にしたいのは、四季の移り変わりを感じたり、その時その時の自分の気持ちとちゃんと向き合って生きてくような、そんな生活だよなー、とつくづく思いました。
ぼくは30歳の頃毎日が異常に高速回転してて、何の趣味も楽しむことができない時期があったんですが、もぉあーいうことにはなりたくないなーと思うんです。
そこまでして仕事のために自己研鑽はしたくない。
そんなことを考えながらも、一応それっぽい態度は取っときましたが、心の中では1番は、仕事も楽しみつつ、趣味も楽しむってことを大事にしたいです。
人生が楽しいといいですよね。
本当はもうちょっと給料が上がって、もうちょっとだけいろんなものが買えると、もっと楽しい気がするんですが、それはやっぱ高望みかなぁ〜。高望みですよねぇ…はい。