何度かブログでお話しているのですが、ぼくは美術大学を卒業しています。
常識を知らないぼく
2000年初頭というまだバブル崩壊の混乱を引きずっていた頃だったもんで、世間では「失業率過去最高」とか「後を絶たない働き盛り世代の自殺」といった話題が飛び交っていました。
対して今みたいに「キャリア教育」なんて言葉も盛んに聞かなかったぼくの大学では、みんな幸せに創作活動に追われて苦しんでいました。
(10年後くらいに腹割って話ができる先生に聞いたのですが「当時は学生に創作活動させたい教授陣と、大学の就職率を上げるために就職活動させたい事務方が真っ向から対決してた」そうです。)
ぼくは学生時代「飲み会」の記憶がありません。
酔って忘れているのではなく、なかったのです。
なぜかと言うと、常に課題の作品制作に追われていたからなんですね。
ギリギリまで放ってたんじゃないですよ?
クオリティを上げようと思ったらいくら時間があっても足りなかったのです。
そして、作品提出日には「みんなお疲れ〜」とご飯食べに行くくらいはしてたのですが「眠いから帰って寝るよ」みたいになってました。
これは、ぼくだけが真面目な学生だったわけではなく、ぼくの周りもみんなそうで、そういう意味でぼくは本当に環境に恵まれてたと思っています。
この辺りの話はこちらに記事に詳しく書いてみました。
しかし、この環境のせいで、ぼくは大学を卒業してから苦労しました。
世間一般での立ち振る舞いが全くわからなかったのです。
そこで役に立ったのがビジネス書とか自己啓発本でした
いつものように図書館の棚を眺めていると、ある時「他者との関わり方」とか「コミュニケーションスキル」とかいったフレーズがふと目に入ってきました。
今まで気にならなかったこれらの本を手に取った時、ぼくはこう感じました。
「これは社会を生き抜くための攻略本だ!」
こういった本に対する印象って賛否両論はあると思います。
でもぼくは、サプリみたいに使えばすごく良いと思うんですよ。
栄養のメインはちゃんとした食事で摂りながらも「ちょっと補うために使う」みたいな。
「自分の芯はあるけど何かお得情報があれば良いなくらいで読む」と、すごく効果が高いような気が今でもしています。
そのためにKindle買いました
前置きが長くなりましたが、先日のAmazonサイバーマンデーでずっと悩んでたKindleを満を持して買いました。
Amazonのプライム会員で、かつKindle端末を持ってると「Kindleオーナーライブラリー」という「この中から好きな本を読んで良いよ。ただし月に一冊ね。」っていうサービスを受けられますよね。
この選べる本で、ビジネス書を摂取してみたいなぁ…なんて思ったのがKindle購入の動機なんです。
今はついでにKindle Unlimitedも無料体験で試してるのですが、ひょっとしたらこのまま使い続けても良いかもな、とかも思ってます。
そして、Kindleは持ち歩くにホント良い端末です。
ONE PIECEの91巻と比べてみてもこの通りです。
厚さに至ってはご覧の通りです。
おわかりいただけますでしょうか?
当然、重さも感じません。
本当に、手帳のように持ち歩けるのです。
というわけで、また良い本と出会いましたら今後紹介させていただきますね。
Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB(Newモデル)
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: エレクトロニクス
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ちなみに、Kindleって広告の「あり」と「なし」バージョンが選べて「あり」バージョンの方が安いのですが、上記写真の望遠鏡のお姉さんが待ち受けに出るのが「あり」バージョンです。
個人的には本の表紙だと思えば気になりません。