瀬戸内海の島を舞台に現代アート作品を見て回る「瀬戸内国際芸術祭2019」の夏会期が絶賛開催中なので、盆休みを活用して参戦してきました!
今回は、男木島に行ってきたんですよ〜。
写真多めなのでスクロールする指をストレッチしてからお付き合いいただければ幸いです。
男木島はどこにある?
男木島は瀬戸内海の香川県寄りの島です。
多分、高松港からフェリーで40分ってのが、一番アクセスしやすいと思います。
朝の8時を皮切りに、2時間おきにフェリーが出てます。
3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭に、2010年の第1回から子連れで参戦しているぼくなので、このブログでは過去に子連れに優しい島を紹介しましたが、この島はどちらかといえば子連れには難易度の高い島です。
が、逆にいえば瀬戸内国際芸術祭感を満喫できる、お気に入り度の高い島なんですよね。
島に点在する空き家でアート作品が展示されてるのですが、ご覧の感じで山の斜面に家々があり、全て徒歩でまわることになるのですよ!
こんな感じの、迷路みたいな坂道を、登ったり…
下ったりしながら…
芸術祭のノボリを探して歩くのです!
歩くのが得意な人なら2、3時間で全部見て回れますが、ファミリーは無理せず休憩しながら1日コースで臨むことをオススメしたいです!
島の玄関口の案内所。
ここは冷房もトイレもあります。
見上げてもかっこいいし
地面に落ちた影もイイ!
地図をもらってさあ行きましょう!
竹の風鈴がいくつも吊るされた家!
ぼくも家に飾ってるのですが、竹の風鈴って風流な音を奏でるんですよね。
気持ちだけ涼しくなりました。
朽ちた家屋から「ドドドド…!」という激しい音が…!
家の中で滝が流れてました…!
この作品が今回1番ヒットでした!
この家は、いろんなものがくるくる回っていました。
連綿と続く人生に思いを馳せたくなりました。
島の人たちの思い出の品を瓶に詰め、吊るした作品。
思わずほっこりです。
島のじーちゃんばーちゃんのマイカーである手押し車を借り、改造して持ち主に返すことでじーちゃんばーちゃんが「歩くアート作品」になる「オンバファクトリー」。
毎回新車が楽しみです!
車だけど船!
カフェで休憩。
男木島に来たら、ここのバーガーをいつもいただきます!
魚介系のバーガー。
カフェからの景色が、またイイ!
入場制限のある作品の待合椅子。
趣がありますね!
築100年で、50年近く人の住んでいない家の中に描かれたペイント。
家のボロさに対して、元気がいい!!
補強に使われた紙の文章も、つい読んじゃう。
確かに人が住んでたって痕跡を感じてしまいますね。
「おいおいりとさん、写真が横向いてますよ?」と思われたかもしれませんが、写真の天地はこれであってます。不思議な家。
島をぐるっとまわると、海岸に変な生き物。
海へ帰ろうというのかな?
思わずついて行きたくなるちょっと怖い力を持った作品だと思います。
どんな情報を交換してくれるのか、ワクワクしてしまいます!
真っ暗な屋内でうねるタコの映像を見る。
巨大なタコ壺!
このタコ!!
心地よく疲れる
最初に書いた通り、坂道を練り歩き続けることになるので、この時期、暑さ対策と水分を切らさないことが必須になりますが、あまり広い島ではないのでバスなどもなく、それがかえって時間を気にせず自分のペースで全て見て回れる気楽さになるのでぼくは男木島が好きです。
あと、島の住民のみなさんがとにかくよく声をかけてくださいます。
そういう会話がめっちゃ楽しい!
瀬戸内国際芸術祭行ってみようかなー?って方に、ぜひオススメしたい島です!
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